大船資生堂鎌倉工場跡地に、三菱地所レジデンスが全401戸の大規模マンション(ザ・パークハウス オイコス 鎌倉大船)を建設することを別の記事で書きました。
もともと資生堂鎌倉工場の土地は広いですので、今後は地域の皆さんが利用する提供公園、鎌倉市産業系土地利用予定用地、福祉施設予定用地(老人ホーム)が計画されています。
今回、鎌倉市産業系土地利用予定用地に関して、鎌倉市で事業者を募集していますので、どのようなものが建つのか予想してみました。
下記、鎌倉市役所のホームページです。
鎌倉市役所のホームページ(資生堂鎌倉工場跡地の活用事業者公募について)
あくまでも今現在のワタシの勝手な予想です。
ただ予想するにしても、根拠が必要ですので、記載します。
今回、かまくら市役所で募集している「資生堂鎌倉工場跡地寄附予定地活用事業者応募要項」を参考にしています。
なお、この資料を読みますと、福祉施設予定地がこれまで曖昧に説明されていましたが、「老人ホーム」と明確に記載されていましたのでこのホームページで老人ホームと記載しました。
資生堂鎌倉工場跡地の産業系土地利用予定用地には何ができるのか
ズバリ、鎌倉市のインターネット系の事務所か、鎌倉市に拠点がある財閥系列の企業の事務所、鎌倉市に本社のある企業の事務所だと思います。
つまり、鎌倉市を拠点にしている企業で、財政的に余裕のある企業、もうかっている企業か、今後もうかりそうな企業だと思います。
鎌倉市としては、資生堂鎌倉工場の移転により税収が減っていますので、できれば優良企業の工場、研究所を誘致したいところでしょう。税収が見込まれる企業に来てもらいたいのが本音でしょう。
ただ、この土地には借地権(期限付)が設定されますので、期限が決められた上、自分で建物をたてなくてはならないので、ホテルや病院は難しく、また鎌倉市の優遇処置に合致しない新参者が、ここに拠点を置くことは考えにくいと思います。
土地の利用料は、最低1平米辺りの利用料は最低で5,000円台と安くするようですが、長期的に見ると、事務所をたたむときには更地にもどさなくてはなりませんので、優遇処置に該当しない企業には厳しいです。
また、募集要項をみますと、住宅の用途は不可とありますので、他の会社のマンションが建設されることはないですね。
ご存じの通り鎌倉市は、まちづくり条例があり景観や近隣との調和について厳しいところです。
まちづくりには、近隣との調和を考えることも必要ですので、お店を作るとしたら、既にあるスーパー、量販店の競合となるお店がここにできるとは考えにくいです。
住む方にとっては近隣施設がどのようなになるのか関心が高いところですが、それがまだ、はっきりしていないのは、鎌倉市が三菱地所レジデンスから、この土地を寄付してもらうからなのです。
今年の10月ごろには、応募は締め切るようですので、決まりましたらまた報告させて頂きます。
【2018/11/22】
何ができるか決定しました。下記ご覧ください。