資生堂鎌倉工場が閉鎖し、新たにマンションが建設されました。
大手不動産会社から鎌倉市に一部用地が寄付され、その用地に豊島屋が工場を建設することが決まったことを記事にしました。
用地への応募は、応募条件がかなり厳しく、しかも30年の借地権が設定されていたので、ある程度の資本がないと応募すら厳しいものだったと記憶しています。
近隣の住民への説明会が、2020年2月2日、3日に鎌倉市芸術会館で実施されました。
これは要するに、「これから工場建設しますので意見があったら意見書を提出してください」というものです。
新しくマンションを建設するときに、周辺住民へ説明して期間を区切って役所が意見書を受付し、それに対して企業側が文章で回答するという流れと同じですね。
鳩サブレ以外の和菓子工場
(株)豊島屋(仮称)和菓子工場建設プロジェクトの説明資料によれば、当面は鳩サブレ以外の和菓子を作る工場としてスタートするようです。
※当面と記載したのは、この説明会の議事録の中で参加者から「この工場で鳩サブレをつくることはないのか」という質問に対して企業側より「今のところございません」と回答あり、さらに参加者から「いずれあるかもしれないということでしょうか」という質問に対して、「そこは企業ですので絶対ということは、申上げられません」と回答していましたので、当面と記載しています。
資生堂鎌倉(大船)工場は、近隣住民に対してかなり配慮(ニオイや騒音など)していたと聞いていますので、法令順守だけで良いと考えているのか、地域への配慮等を考えているのかは、こちらの工場が建設されて稼働してからの評価となりますね。
議事録や意見書の提出等は、下記をご覧ください。