これまで大船の街も登場したビブリア古書堂の事件手帖の最新刊が、7月18日(土)に販売です。
累計700万部の大人気古書ミステリシリーズ再始動です。今回は、「横溝正史、幻の作品の謎に迫る」内容となっています。
以前、映画化された時に書いた記事は、こちら。
ビブリア古書堂の事件手帖は大船、北鎌倉が舞台!2018年11月1日に映画公開
今回のあらすじ
ビブリア古書堂に舞い込んだ新たな相談事。それは、この世に存在していないはずの本――横溝正史の幻の作品が何者かに盗まれたという奇妙なものだった。
どこか様子がおかしい女店主と訪れたのは、元華族に連なる旧家の邸宅。
老いた女主の死をきっかけに忽然と消えた古書。その謎に迫るうち、半世紀以上絡み合う一家の因縁が浮かび上がる。
深まる疑念と迷宮入りする事件。ほどけなかった糸は、長い時を超え、やがて事の真相を紡ぎ始める――。
著者・三上延さんの最新作刊行にあたってのコメント
今回の新作は一冊まるごと横溝正史です。
もし栞子と大輔が古書の謎を完全に解くことができず、長い年月をまたいで再び挑むことがあったら――
そんな考えが横溝の小説と結びついたのが出発点でした。本作では結婚したばかりだった頃の過去の栞子たちだけではなく、私たちが今生活している現在に近い時間軸の二人も描いています。そして、さらに未来で成長した娘の扉子も。
今後も篠川家とビブリア古書堂がどう変化していくのか、次の世代である扉子を中心に描いていけたらと思っています。
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